安全教室(危険予知訓練) 第1弾
子どもたちがぱぷりかで活動する中で、支援員から「危ないから……は止めて!」と注意される場面があります。注意されるその行為は、怪我をしたりさせたりする危険な行為であると予測できるからです。子どもたち一人一人が、危険を事前に予測し回避する事故防止効果を高める手法の一つとして「危険予知訓練(トレーニング)」があります。子どもたちには、道路や公園、学校や家庭内など、いろいろな場所に潜む危険を事前に予測し、適切に対応することができる子になってほしいと思います。
《6/10 ステップ① 前半編》
(ねらい)ぱぷりか内での危険な遊びや場面を予測することで、危険を避ける能力を養う。
まず、ぱぷりか内の見取図をホワイトボードに描きました。子どもたちから何がどこにあるかを聞きながら描くことで、場所のイメージを捉えさせました。
次に、「危ないから……は止めて!」と支援員から注意される遊びや行動は何ですか、と尋ねました。ぱぷりか内で注意されたことや遊びをイメージ体験することで、危険を予測する能力のトレーニングになります。
そして、子どもたちには、思い当たる場所や内容を付箋に描いてもらい、見取図に貼ってもらいました。
(本時の活動のまとめ)
①常日頃、「危ないから……は止めて!」と注意されることを思い出す。(発表)
②危険だと思う場所や遊びを考え、付箋に記入する。(予測、書く)
③ぱぷりかの見取り図を見て、危険な遊びや場所に付箋を貼る。
ここまでがステップ①の活動内容です。途中で止めたり諦めたり、話を聞かなかったりする子どもはいなくて、最後まで全員、一生懸命に“よく考え、よく話し、よく書く”子どもたちの姿がありました。