4月になってから、ぱぷりか内の活動ルームのテーブルや棚等、配置換えをしたり遊び道具の置き場所を変更したりしました。それは、子どもたちがぱぷりかで楽しく安全に活動するための工夫の一つです。
子供たちは、支援員から「危ないから……は止めて!」と注意される場面が多々あります。そこで、環境面を工夫・整備することで、怪我をしたりさせたりするリスクを少しでも減らしたいと考えています。リスク回避とともに子供たち一人一人には、危険を事前に予測し回避する力を高めていくことが大切です。その事故防止効果を高める手法の一つとして「危険予知訓練(トレーニング)」があります。そこで今回は、ぱぷりか内に潜む危険を事前に予測し、適切に対応することができる子の育成を目指して危険予知訓練を行いました。
《5/25 ステップ① 前半編》
(ねらい)ぱぷりか内での危険な遊びや場面を予測することで、危険を避ける能力を養う。
まず、ぱぷりか内の見取図をホワイトボードに描きました。子どもたちから棚やテーブル、マットなどがどこにあるかを聞きながら描くことで、活動ルームのイメージを捉えさせました。
次に、危ない場所や危ない遊びは何ですか、と尋ねました。ぱぷりか内で注意されたことや危ないと感じたことを付箋に書いてもらい、見取図に貼っていきました。
(本時の活動のまとめ)
①活動ルーム内の危険箇所を想起する。(見取図作成)
②危険だと思う場所や遊びを考え、付箋に記入する。(予測、書く)
③ぱぷりかの見取り図を見て、危険な遊びや場所に付箋を貼る。
ここまでが5/25に実施した危険予知訓練のステップ①の活動内容です。最後まで全員、一生懸命に“よく聞き、よく考え、よく書く”子どもたちの姿がありました。