「うがいをしなさい、手を洗って…、消毒もね。遊ぶ時は少し離れてください、換気しますよ…。」この1年、こんな声をかけられています。子どもたちは、本当にウイルスに感染するのかな?そもそもウイルスを見たことないんだけど…、といった気持ちを抱いていることでしょう。
「ウイルスはすぐそこにいるんだよ…。」を実感してもらうための防災訓練「コロナウイルス編」「インフルエンザウイルス編」を12月と1月の2回に分けて行いました。
【12/14(水) コロナウイルス編】
まず、子どもたちにコロナウイルスの基礎知識として、
①コロナウイルスの感染経路
②その予防方法
③感染能力
上記3点について、ユーチューブ動画を視聴して勉強しました。その後、コロナウイルスの映像を見せて、形や色、そして大きさについて説明しました。
そして、目には見えないナノレベルのコロナウイルスを描写しました。
【子どもたちが描いたウイルスの描写】
Q.このウイルスを体の中に入れないようにするには、どうすればいいのか?
子どもたちはこれまでの経験や教えを思い出して、次々と対策を話してくれました。
①うがいをする。 ②近づかない。 ③マスクをする。
④手洗いをする。 ⑤換気をする。 などなど……!
子どもたちは分かっているんですね。でも、面倒なときは、うがいをしなかったり消毒をしなかったり、鼻だしマスクになったり友だちに近づきすぎたり……、ということがあって注意をされる子も多いです。
今回の防災訓練「コロナウイルス編」では、ウイルスの存在を意識してもらうことがねらいの一つでした。描写を通して、すぐ近くに…、目の前の空気中に…、散らばっていることを感じることができたようです。次回は、インフルエンザウイルス編です。