2月17日(月)、療育活動で避難訓練を行いました。今回は、災害時の栄養確保としての非常食について学びました。具体的には、スクリーンに投影された能登半島地震の被災者の避難所での生活、地割れや家屋半壊、非常用ナックの中身等の写真を見せてもらいながら説明を聞きました。次に、今回用意した非常食の作り方を説明してもらい、試食しました。


能登半島地震で被災した方々が避難している避難所の様子など、スクリーンに投影された画像を見ながら説明を聞いています。


非常食を食べる際に必要なお椀やスプーンと、生活用水が自由に使えない状況下で食器を汚さないための工夫としてお椀の内側をラップで覆うことなどについての説明を聞いているところです。


非常食をお椀に盛りつけ、待ちに待った試食です。用意した非常食は同じシリーズの物ではありましたが、チキンライス、五目ご飯、わかめご飯などがあり、食べ終わった子でお腹に余裕のある子は他の種類のものも試食しました。口に運んだ瞬間「うま~!」と思わず叫んだ子もいました。食後、「おいしかった」という感想の声が飛び交っていました。


試食後、ぱぷりかに保管している非常用バックと、その中に入っている物、保管場所について説明を聞きました。最後に、「家に非常用バックはあるけど、非常食や水が入っていないから用意したいと思いました。」、「家に非常用バックがないから、準備しないといけないと思いました。」などの感想が発表されました。
非常時の対応としては様々なことをしなければなりませんが、今回は、その中で被災時に必要な物、特に非常食に焦点を当てて命を守るための対応を学びました。