のあ:図形パズル

こんにちは。ぴちこです(^ー^)

急に気温が下がって体調を崩す子が増えてきています。

気温の変化に対応できるよう、衣服の調節をこまめに行ない、暑くなったら脱いだり、寒かったらきたりしやすいような服装で出かけましょう★

さて、今月金曜日は造形遊びというテーマで療育活動を行なっています。

10月前半は、図形パズルをみんなで行ないました。

様々な色の三角のパーツを、見本通りに並べていくパズルです。

図形描写は、見たままを真似して行なう動作ですが、何色を何枚か、どこにどの角度で置くかなど、簡単な作業と思いきやいくつかの工程を順序良く行なう必要があります。

個人差があり、得意、不得意が見られますが、レベルも様々用意したので自分に合ったレベルを選んで無理なく取り組みました。

苦手な子はやる前から、「できない…。むり。」

など、弱音を吐く子もいましたが、一緒に確認しながら行なっていくうちに、やり方が分かってきて、2回目は楽しんで行なうことができていました。

パズルにもいろいろありますが、形を見てはめていくパズルとは違い、三角形という決まった形を使って図形を作るというパズルはまた違った感覚です。

形を認識して、頭の中で想像する力は、作業する上でも必要なスキルの一つです。

これからも時々遊びながら学べるように、取り組んでいきたいと思います。

おまけ

S君と個別活動の課題に取り組んでいた時の話です。

筆圧を強くし、線をまっすぐ書く練習を行なっているS君。最近は自分の名前も徐々に形が整い、文字として判別できるほどに上達しています。そんなS君ですが、いつも課題終了後に課題プリントの裏に自由に殴り書きをして遊びます。

いつものように雨のように並べて線をちょんちょんと描いていたので、私も横からトンボの歌を歌いながらトンボを小さく落書き。

それを見てニッコリ笑顔のS君は、それを見ながらカキカキカキ…。

普段、線しか書かないS君ですが、こんな上手に絵も描くことができることを発見しました!

まじめにやらなければならない課題ですが、リラックスして行なう活動の方が、本来の力を発揮しやすいですよね。課題もまじめにやるだけがいい事ではないのかもしれないと思ったぴちこでした。