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子ども達にはケガは付きもの。家庭内はもちろん学校生活や外での遊び等で思わぬ事故やケガに遭遇するものです。そこで今回の防災訓練では、これまで経験したけがや火傷、骨折や打撲、擦り傷や切り傷などを思い出して、その時にできる(やるべき)対処について学びました。
(ねらい)けがをした際の合い言葉を知ることで、応急処置の方法を理解する。
○まず、デーリー新聞に掲載された応急処置の合い言葉「あ・れ・やっ・た」を読み取りました。
→パワーポイントで新聞を提示
○そして、「あ・れ・やっ・た」を確認しました。
「あ」…あっぱく(圧迫)する
「れ」…れいきゃく(冷却)する
「やっ」…やすむ(休む)
「た」…たかく(高く)する
○次に、「あ・れ・やっ・た」を実践する具体的な場面や用具等を話し合い、実践化を図りました。
【子どもたちと話し合った具体的な用具や対処】
①圧迫する時→包帯、タオル
②冷却する時→冷湿布、氷ぶくろ、タオルをぬらす、バケツに水
③休む時→部屋の中、木の陰や教室など、陽をさける場所
→骨折の時は段ボールや雑誌等で固定して休む
④高くする時→足の場合は新聞紙や毛布を置いて高くする
→横になって、ケガしたところを高くして休む
小さなけがや火傷、打撲、擦り傷、切り傷などへの応急処置のやり方を具体的に知ることができました。自分の体の安全、けがへの対処は、合い言葉「あ・れ・やっ・た」で簡単な実践をすることが大切です。